スティラ・スカム・アーサナム
何やら呪文のようでもありますが、これは『ヨーガ・スートラ』第2章46節にある「アーサナの定義」です。スティラとは「安定している状態」、スカムとは「快適な状態」、アーサナムとは「姿勢、アーサナ」を意味します。すなわち「安定していて、快適な状態が、アーサナである」という意味になります。

先日、インドのカイヴァルヤダーマ・ヨーガ研究所で長年、医師の立場から、ヨーガの研究に従事されてきたボーレ博士が初来日され、その折に開催されたワークショップに参加しました。先生は明瞭なサンスクリット語で『ヨーガ・スートラ』における、アーサナやプラーナーヤーマに関するいくつかの節を唱えられましたが、まずこの節から解説され、私は改めてこの節の大切さを認識しました。

ボーレ博士は、私達が「アーサナ」を教えているのか、アーサナの名を借りたエクササイズを教えているのか、といった問いかけもされました。このことから、指導者はもちろん、実習者も、アーサナを実習するとき、この「スティラ・スカム・アーサナム」が、一つの指針となるでしょう。またその際に、それは一体どのような状態なのだろうか、と自分で感じるプロセスも大切であるように思えました。

アーサナは、ただポーズをとるだけではないようですね。安定しているだろうか、力みすぎてないだろうか、快適だろうか・・・自分の身体の声を聞きながら、実習しましょう。アーサナは奥が深いですね。
2008年8月6日
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