暑い季節のプラーナーヤーマ(その2)
猛暑が続いています。あまりにも日差しが強く暑いので、東京もついにインドと同じような気候になってしまった(!?)、と感じる今日この頃です。エアコンの室外機から出る熱風や、コンクリートにこもった熱気も高気温の原因になっているようですが、先日、そんなヒートアイランド現象を緩和する素材として溶岩パネルというものを開発している方のドキュメンタリーを観て、こういうものもあるのだと感心しました。

さて、こんな暑い季節に適したプラーナーヤーマをご紹介します。以前、「暑い季節のプラーナーヤーマ」として「シートカーリー」について記しましたが、今回は、「シータリー」です。

「シータリー」も「シートカーリー」と同様、口から息を吸って、鼻から息を出します。異なるのは、息を吸うときに、口をすぼめて、舌を丸める点です(舌の両端を上に丸めて、正面から見ると、Uの字のような形にします)。舌を丸めるのが自然に上手に出来る方と、そうでない方といらっしゃるようです(鏡を見ながら、工夫していただければ、と思います)。吸うのと吐くのを5回程、繰り返します。

「シータリー」について、『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』(16-7世紀頃)には次のように記述されています。 舌を両唇の外に出し、それを巻いて、イキを吸い、クンバカをなし、両方の鼻孔から心静かにイキを吐く。(2・57) このシータリーとよばれるクンバカは、脾臓肥大等の疾患、熱病、胆汁異変、飢餓、渇、毒の害をとりのぞく。これも暑気に適す。(2・58)
(佐保田鶴治『ヨーガ根本教典』〈平河出版社〉より)

なかなか大変なプラーナーヤーマのようです。『ハタ・ヨーガ・プラディーピカー』では、クンバカとして8種のプラーナーヤーマが記述されていますが、「シータリー」及び「シートカーリー」は、そのうちの2種です。 これらのクンバカは「修練の仕方を誤ると、かえってあらゆる病が生ずる」とも記されています。シートカーリーも注意深く実習しましょう。
2010年7月27日
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